2013-01-01から1年間の記事一覧

All You Need Is Kill 感想

宇宙人と戦う兵士が出撃して死ぬ度に前日に戻り、同じ日常を 繰り返すループ物。 戦闘を突き詰めると、役に立つのは飛び道具より鈍器という 妙にリアルな設定が面白い。 只、キャラはステレオタイプだし、ループの法則が分かった時点で オチも読めてしまいま…

魔神館事件 夏と少女とサツリク風景 感想

サブタイトルで乙一先生のデビュー作を思い出した。 作者がファンなのだろうか? 山奥の洋館に集まった人間が十二星座の見立てで 次々と殺されていく。 非常にワクワクするシチュエーションです。 キャラも一癖あって面白いし、 途中までは文句無しに面白い…

ブラックブレット 感想

評価は、まあまあかなあ。面白いとは思うけど、好みではないって ところでしょうか。 世界観・設定は『アーク9』に似ているけど、しっかりと作られて いると思います。 暗い殺伐とした物語になりそうなところを、キャラクターでバランスを 取ろうとしていま…

パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から 感想

三連続で似鳥鶏先生の作品ですが、とりあえずこれで打ち止めです。 評価は、可もなく不可もなくってところでしょうか。 トリックはごく普通。他のシリーズと比べて、 キャラが大人しめですが、起きる事件も暗いのでバランスは 取れているとは思います。 一話…

ダチョウは軽車両に該当します 感想

似鳥鶏先生の、動物園ミステリー第二弾。前回は桃本君と鴇(とき)先生の二人だけで事件を追う形でしたが、今回から服部君、七森さんも捜査に加わり、賑やかになりました。特に服部君のブレないドS・外道っぷりは、面白い。七森さんは可愛い設定があざとく…

戦力外捜査官 姫デカ海月千波 感想

文庫版が出たんで、購入。似鳥鶏先生は、葉山君のシリーズでファンになり、このブログでも何度か、取り上げてきました。この作品はドラマ化も決まっているそうで、期待半分・不安半分で読み始めたのですが、微妙ですね。 主人公、海月と相方、設楽のやり取り…

日本シリーズ 第七戦

東北楽天ゴールデンイーグルス、日本一おめでとうございます。 9回はマー君が締めて、綺麗に終わりましたね。 巨人は最後まで打線が振るわず、3勝できたのが不思議なくらいの チーム状態でした。 初回のコントロールが定まらない美馬を捕らえ切れなかった…

日本シリーズ 第六戦

驚きました。楽天がマー君でまさかの敗北。 途中でスプリットが落ちなくなり、直球を狙い打たれたという 感じでした。 それでも160球で4失点完投はさすがという他ありませんが。 坂本、高橋、ロペスに当たりが出始めた巨人と対照的に 楽天打線は元気があ…

日本シリーズ 第五戦

巨人は今日も打順をあまりいじることなく敗北。 戦犯は坂本、阿部でしょう。 ここまで打てないと決勝点を与えた西村を責める事はできない。 王手を掛けてマー君を残している以上、 楽天の日本一は決まったも同然ですね。 よほどの采配ミスでも無い限り、巨人…

日本シリーズ 第四戦

いやー、酷い泥試合でした。 延長戦でも無いのに、四時間超えってどんだけだよ。 楽天投手陣は12四死球、巨人打線は14残塁という トンデモっぷり。 ホールトンがAJに3ラン食らった時は今日も昨日と同じかと 思いきや、楽天救援陣の弱さは想像以上でし…

日本シリーズ 第三戦

杉内の乱調で試合はほぼ決まったようなものでしたが、 巨人は今日も矢野の本塁打の1点のみと打線が深刻です。 一番当っているのが寺内って……。 そろそろ高橋は外すべきだと思います。 明日は左のハウザーなので今日本塁打の矢野を使って欲しいです。 楽天は…

日本シリーズ 第二戦

今日はテレビ観戦できず、結果のみのチェック。 やっぱりマー君は凄かった。 巨人は打線が湿りっぱなしですね。 さて、明日は移動日で火曜からは東京ドームで3試合ですが、 楽天は3戦目か4戦目のどちらかを勝っておきたいところ。 そうすれば、5戦目を負…

クライシスギア 感想

クライシス・ギア 緋剣のエージェント・九重 慎 (クライシス・ギアシリーズ) (スーパーダッシュ文庫)作者: 三上康明,白井鋭利出版社/メーカー: 集英社発売日: 2013/05/24メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見るイラストに惹かれたのと、『このバト…

日本シリーズ 第一戦

巨人対楽天。久々に最初から試合終了まで観戦。見応えのある内容でした。ストレートを軸に投球を組み立てる則本と打てそうで打てない内海という対照的な両投手でしたが、結果は再三ランナーを出しながらもホームを踏ませなかった内海に軍配。内海の後のマシ…

広島カープ 前田選手引退

開幕直後に手首を骨折し、『もしかしたら……』と思っていましたが、残念です。ぶつけた投手もショックだろうなあ。カープファンではありませんが、あの、拙い守備を理由にヒーローインタビューを拒否した巨人戦がきっかけで惚れてしまい、それ以来、密かに応…

ハンターダーク 感想

登場人物は全て機械。萌え要素皆無。しかし、それがいい。主人公のハンターを初めとする五人組、特にディバイダーがカッコイイ。見た目、性格、武器からして、クロノトリガーのカエルを連想するのは仕方の無いところ。バトルは、真っ向勝負ではなく、秋田先…

追悼 佐渡川準先生

ショックでした。特に無敵看板娘は連載初期から大好きでこの作品が切っ掛けで友人が 出来たりと、思い出深いものでした。 このブログでは『ハンザスカイ』の感想でストーリー漫画は 向いていないのでは無いのかと、ずっと書いていましたが、 無敵看板娘を読…

NHKれんまん 藤田和日郎先生VS島本和彦先生 感想

藤田和日郎先生VS島本和彦先生!この情報を得てから、ずっと楽しみにしていましたが、非常に楽しい30分間でした。『ライバル』というテーマで1コマずつ漫画を描いていき、どちらが漫画の流れで最も重要なコマを描いたかで勝敗を競うという内容でしたが…

BOSS 感想 

メジャーリーグを舞台にした日本人GMの活躍を描いた物語。 出塁率を重視したスモールベースボール、合理性を重視したチーム編成、 主人公、高岡のやり方はそのまんま、ビーリービーンのマネーボールです。 チームは、ニューヨーク・メッツですが。アトラン…

昨日まで不思議の校舎 感想

伊神さん、相変わらず。 柳瀬さん、可愛い。 ミノ、カッコイイ。 葉山君もまあ、カッコイイかな。 いつもと変わらずの、安定した面白さはありますが、 正直、話の展開に関しては、マンネリ気味かなあという感じです。 次回は違う舞台装置での話が読みたいで…

ルースターズ 感想

この作品は、2000年のドラゴンマガジン増刊に載ってた 読み切りが元で(原題:ロマンシングルースターズ) 当時、これは面白そうだと期待していたんですが、その後まったく 音沙汰が無く、まさか12年後になって出るとは驚きです。 時代は多分19世紀辺…

ロゥド・オブ・デュラハン 感想 ネタバレあり

こういうド硬派なファンタジーを読むのは久しぶりでしたが、 大賞であることが頷ける内容でした。 冒頭の、日差しが屋根の隙間から差し込むところの 『数多の剣が突き刺さるように』という描写から 巧いですね。 設定、キャラなどから真新しいものは感じなか…

復活 安井健太郎 アークIX 感想 ネタバレあり

非常にデジャビュを感じる表紙です。 つーか、ワザとラグナロクに似せてるんだろうけど。 イラストはブギーポップの緒方剛志さん。 女の子可愛いなあ。 世界観・ストーリーはベタな未来SFですね。 ラブコメ展開は一切無く、場面が変わる度に敵が出てくる …