稲葉選手、引退

ヤクルト時代から好きな選手だったので夕刊で見てショックでした。
自分が稲葉選手を知ったのは、ルーキーの時の巨人戦で
確か、ブロス投手がノーヒットノーランを達成した試合で
唯一のヒット性の当たりをダイビングキャッチしたのを見た時でした。
これ以降も巨人戦では條辺からサヨナラ満塁ホームランを打ったり、
ここぞという場面での活躍が印象深いです。
只、ヤクルト時代は活躍しても隔年で怪我をするというイメージもあり、
どちらかという脇役、六番、七番を打つ渋い打者という感じでした。

だから、失礼ながら、日本ハムに行ってからの大活躍には驚きました。
プレーオフ斉藤和巳投手から打ったサヨナラヒット、
日本シリーズMVP、首位打者獲得など、
常にクリーンナップを打つ文句無しの主力でした。

でも、ヤクルト時代からの渋い・地味なイメージは払拭できなかったのか、
日本シリーズMVPでも翌日のスポーツ紙の一面は『新庄引退』
三打席連続ホームランを打ち、『よっしゃ、明日の一面は貰った』と
思ってたら、同じ日に阪神・金本も三打席連続ホームランを打っていて、
一面を奪われるなど、不運というか、ファンとしては悔しい思い出も
ありました。

日本ハムは現在三位、是非CSに出場して稲葉選手の花道を
作って欲しいですね。