勝利を信じる心の強さ 俺たちのフィールド

ブラジルワールドカップ真っ只中、日本代表は崖っぷちに
立たされています。
明日のギリシャ戦でもし……。これ以上書くと、ヤバイので
止めときます。

俺たちのフィールドは数あるサッカー漫画の中で一番好きな作品です。
その中で個人的にベストゲームだと思っているエピソードを紹介したいと
思います。

時は、フランスワールドカップ最終予選、イラン戦。
初出場を目指す日本代表はとてつもない苦境に立たされます。
スコアは1-2でイランがリード、後半ロスタイム、時間が無い状況で
PKまで奪われてしまいます。
負けたら、ワールドカップ出場は絶望。
サポーターは沈黙、主人公の高杉和也ももう駄目だと、諦めてしまいます。
ここでたった一人『大丈夫、勝てるよ』と言う人間がいます。
和也の幼なじみでヒロイン、森口愛子。
彼女は、周りのサポーターに『うるさい!』と恫喝されても、
『勝てる!負けない!』と言い続けます。
そして、ここからが名場面です。
俺フィー界のSGGK(スーパーグレートゴールキーパー
末次浩一郎がボールをゴールポストと手で挟みこんで止めるという
ラクルセーブを見せ、和也にパス。
味方のシュートはキーパーに弾かれるも、和也が詰めてゴール!
絶体絶命の状況から日本代表は追い着き、引分けに持ち込むのでした。
僕の駄文じゃまったく内容が伝わらないと思うので、
もし興味を持った方は読んでください。

後、この話で印象に残っているのはイランのサポーターの老人の言葉ですね。
いろいろあって、愛子は老人と同じタクシーで試合会場に向かいます。
不安に駆られる愛子に老人はこう言います。
『不安な気持ちは戦っている者達が持っているだけで充分だ、ワシらは、
信じる力の一つになるために、応援に来た』
これって、凄く大事なことだけど、凄く難しいですよね、特に我々
日本人ってメンタル弱いから。
明日のギリシャ戦に備えて、愛子かこの老人の爪の垢でも煎じて
飲みたいです。