俺達の戦いはまだまだこれからだぜ!打ち切りラノベ

ご愛読ありがとうございました。nameressの次回作に
ご期待下さい。
完。

ではなくて。今回は打ち切り漫画と同じように存在する
打ち切りラノベについて書こうと思う。
連載漫画の場合なら、上記のようなメッセージが
書かれているので打ち切りだとはっきり分かるが、
ラノベの場合そうはいかない。
明らかに続きそうな終わり方をしているのに続刊されず、
気が付けば何年も過ぎ、作者は別の作品を書いているか、
行方知れずとなっていたりする。
それでは、ここからは独断と偏見で選んだ打ち切りラノベ
紹介したいと思います。


異次元騎士カズマシリーズ。
スポーツ万能高校生が異世界に召喚され、伝説の勇者に
されるというありきたりな話。
百年戦争をモチーフにしていて、ジャンヌダルク
エピソードがいっぱい出てくる。後に映画のジャンヌダルク
観て驚いた記憶が。
バトルあり、ロマンスあり、エログロありの
サービス精神に溢れた作品でシリーズはこの後、
『骸骨旗トラベル』、『剣奴王ウォーズ』と続くが
剣奴王2巻を最後に続きが出ることはなかった。
ちなみに作者の王領寺静とは藤本ひとみのこと。
新潮文庫などで活躍されている方です。
後、表紙イラストが安彦良和とは豪華。


イラストがいのまたむつみとこれもまた豪華。
荒廃した未来世界を舞台にしたロボット物。
内容はデビュー作とは思えないほど完成度が高く、
文句なしに面白かった。今でも続きを待ち望む
根強いファンがいるのも頷ける。(自分もその一人)
これの続きが出なかった理由は作者が
公務員になったかららしいが、2000年頃の
ドラゴンマガジン増刊に続刊決定のような記事が載り、
(結局出なかった)実に謎が残った。

どかどかどかん (富士見ファンタジア文庫)

どかどかどかん (富士見ファンタジア文庫)

現在はEMEシリーズで活躍中の作者のデビュー作。
擬音使いまくりの独特な文章が特徴の少年漫画のような
カンフーバトル物。
文字紋章という拳法使いの設定が面白く、
続きを期待していたが、3巻で打ち止め。



まだまだありますが、今回はここまで。
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