厨二病で何が悪い? ケモノガリ 感想 ネタバレあり
![ケモノガリ (ガガガ文庫) ケモノガリ (ガガガ文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/517Sfc5koxL._SL160_.jpg)
- 作者: 東出祐一郎,品川宏樹(GAINAX)
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/07/17
- メディア: 文庫
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『人間狩り』の標的として拉致された平凡な高校生、赤神桜樹。
極限状況下で桜樹の眠れる殺人の才能が開花し、狩る者と
狩られる者の立場が逆転していく……。
最初から最後まであらすじを読んだ時の予想通りというか期待を裏切らない内容でした。
設定はオリジナルティ皆無で、読んでるうちに『ファントム』とか『ハードターゲット』とか『バトルランナー』とか『バトルロワイヤル』とか元ネタっぽいものがどんどん思い浮かびました。
『でも、しょうがないよね。こういう設定、こういう話、好きなんだからさあ』
あらすじで内容がほぼ予想できても、設定にオリジナルティが無いと
こき下ろしても。
結局、買ってしまう理由はこうです。↑
別に大した説明も理由も無く主人公最強でいいじゃん!昔からの
付き合いで無条件で慕ってくれる幼馴染の女の子がいたって
いいじゃん!
要するにこの作品は自分を含めたオタクが
一度は思い描く妄想をそのまま文章にしたような
物でジャンル『厨二病モノ』と言っても過言では
ありません。
この作者にはたとえ一般受けしなくても、厨二病と
笑われようとも、これから先も我が道を突き進んで
行ってほしいです。
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