週刊プロ野球データファイルをまとめてみた

あーしんどかった。
二年ほど前から集めて、100号全巻揃えていたヤツを
部屋の整理を兼ねて、ファイリングすることにしました。
ちなみにバインダーは専用の物では無く、アマゾンで購入。
こっちの方がコストは掛からないし、3穴のバインダーは
普通の文房具屋ではまず取り扱ってないので
通販が楽です。

さて、このデータファイルですが、6000人選手名鑑やら
名選手1000人やら内容が充実していて、非常に満足です。
只、1年発売が遅れていれば、『楽天、初の日本一』
マー君の24連勝』『バレンティン本塁打新記録』も
収録されていたはずなので、そこが残念な点ではあります。
それに名選手1000人の選定基準に若干謎が残りますね。
何故この選手が?というのも結構ありますし。
活動期間が短い外国人選手はこういう機会でも無いと
詳しいデータを見れないから入れて欲しいんですよね。
広島のギャレットとか西武のバークレオとか。

月光条例 最終回

藤田先生、6年間の連載、お疲れ様でした。


掲載位置は最後から二番目、表紙での扱いも小さいですが、
良い最終回だったと思います。
月光が戻って来る場面が無いことを除けばですけど。
この辺はコミックでの加筆に期待するしかないのか。



さて、ここからは、月光条例の最終的な評価を書こうと思います。
正直なところ、名作とは言えないです。
うしおととら』『からくりサーカス』と比べたら、
だいぶ落ちるなあという感じですね。



まず、月打の設定からして、敵を倒したら全て元通りというのは、
連載当初から乗り切れなかったですね。
それでも、一話完結の時期は単発で面白い話もあり、まだ
良かった(ピノキオとわらしべ長者がお気に入り)



雲行きが怪しくなってくるのは、月光が何者なのかを
語り始めた辺りからです。
桃太郎編はともかく、アラビアンナイト編のグダグダっぷりは
酷かった。
図書委員、天道はともかく、花屋まで出す必要は無かったし、
説明セリフばかりで話のテンポが物凄く悪かった。
アラビアンナイト編だけで97話あるってどんだけ。
この章の唯一の救いは、センセイこと宮澤賢治の話でした。
チルチルを受け入れたセンセイの優しさには、心を打たれましたし、
自己犠牲精神にも感動しましたね。
こういう話を描かせると藤田先生は凄い。
ああ、自分は藤田作品のこういうところが好きなんだなあと
痛感しました。
後、エンゲキブより高勢露の方が可愛いと思いました。



この後、話はクライマックスを迎える訳ですが、
最後まであまり燃えなかったですね。
まとめ方は良かったと思います。
エンゲキブの正体、月からの敵、おとぎばなしの存在意義など、
伏線を消化し、巧く畳んだとは思います。
しかし、ラスボスのオオイミがあまりに小物過ぎました。
まず、エンゲキブとは別に愛人をこさえているのに
腹が立ったし、月光に対する嫉妬はギリギリ許容範囲としても
月光との戦いで既存の漫画、アニメの必殺技を使うのには、
ドン引きしました。
しかも、伏字じゃなくて、『ゴムゴムの銃』とかそのまんま。
ストレートに太陽パワー・オオイミVS月パワー・月光の対決で
良かったのに。
これは無いよ、藤田先生。



と、まあ、良い部分より悪い部分ばかりの感想になってしまいました。
次回作、あるのか?と失礼ながら心配になってしまいます。
藤田先生の読者はほとんどが前作、前々作からのリピーターだと
思うので、次は新しい読者を引き込むような
作品が見たいですね。
もちろん基本的な部分、藤田節はそのままで。



非常に長くなりましたが、そろそろ締めたいと思います。
藤田先生の漫画が読めて、
『オレたシアたワセだ』! たぬき

ゼロから始める魔法の書 感想

電撃小説大賞、大賞受賞作。

これは、面白かったです。

『この小説は面白い』

という謳い文句に嘘はありませんでした。

内容は、ベタベタのファンタジーでクーデレの魔女と

常識人の獣人が活躍するお話です。

キャラが立っていて、会話、掛け合いは面白いし、

話の構成、伏線の張り方に無駄が無く、

最後まで退屈せずに読めました。

クーデレのヒロイン、ゼロに萌える人は多いのでは

無いでしょうか?

敢えて、欠点を挙げるなら、時折『あれ?』となる

表現があったことくらい。

(ファンタジーで『剛速球』という描写は有り得ない)

只、この作品、この作者にしかない『アクの強さ』『個性』を

感じなかったのは残念ですね。

後、話が綺麗にまとまり過ぎているので、あまり次が気になりません。

次は続編では無く、違う次回作を読んでみたいですね。

秋山監督、野球殿堂入り

おめでとうございます。
子供の頃からずっとファンなので、これは嬉しいです。

自分が野球で一番好きなポジションがセンターなのは
間違いなく秋山監督の影響です。
後、走れるホームランバッターという存在が当時でも
稀で、スマートで足が速いのに、ホームランが打てるのが
物凄くカッコ良く見えました。

印象に残っているプレイは二つ、一つは勿論バック宙ホームインですが、
もう一つはダイエー時代、日本シリーズでの壁蹴りキャッチですね。
壁蹴りキャッチは、最初は、捕った瞬間の映像がすぐに流れず、
TVの前で呆然とし、CM明けの捕った瞬間のVTRを見て、度肝を
抜かれたのを憶えています。

現在でも遠投100m超え、打撃練習でもスタンドに叩き込める
身体能力を維持している秋山監督、
これからも元気でホークスを常勝軍団に育てて欲しいですね。


大脱出 感想 ネタバレあり

昨日、観て来ました。

さすがスタローンとシュワの本格共演、
二人の殴り合いあり、クライマックスではシュワの機関銃乱射ありと
期待を裏切らない面白さでした。
敵の異常にイケメンな監獄所長も良いキャラしていたと思います。
只、監獄に閉じ込められた後の展開は特に意外性も無く
進んだのでその辺は残念でしたね。
頭を使うシーンでマクガイバーみたいな驚きが欲しかったです。

今さらですが

あけましておめでとうございます。

特にネタが無かったので、書くこと無いなあと

思っているうちに今日になってしまいました。

今年も面白いラノベ、映画、漫画、ゲームがある年で

ありますように。

All You Need Is Kill 感想

宇宙人と戦う兵士が出撃して死ぬ度に前日に戻り、同じ日常を
繰り返すループ物。
戦闘を突き詰めると、役に立つのは飛び道具より鈍器という
妙にリアルな設定が面白い。
只、キャラはステレオタイプだし、ループの法則が分かった時点で
オチも読めてしまいます。