ゼロから始める魔法の書 感想
電撃小説大賞、大賞受賞作。
これは、面白かったです。
『この小説は面白い』
という謳い文句に嘘はありませんでした。
内容は、ベタベタのファンタジーでクーデレの魔女と
常識人の獣人が活躍するお話です。
キャラが立っていて、会話、掛け合いは面白いし、
話の構成、伏線の張り方に無駄が無く、
最後まで退屈せずに読めました。
クーデレのヒロイン、ゼロに萌える人は多いのでは
無いでしょうか?
敢えて、欠点を挙げるなら、時折『あれ?』となる
表現があったことくらい。
(ファンタジーで『剛速球』という描写は有り得ない)
只、この作品、この作者にしかない『アクの強さ』『個性』を
感じなかったのは残念ですね。
後、話が綺麗にまとまり過ぎているので、あまり次が気になりません。
次は続編では無く、違う次回作を読んでみたいですね。
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- 作者: 虎走かける,しずまよしのり
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/02/08
- メディア: 文庫
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