奇才、菊池秀行 チャンピオンで漫画化希望！ エイリアン虚空城 感想

エイリアン虚空城 (朝日ノベルズ)

エイリアン黒死帝国からおよそ８年振りのエイリアンシリーズ
新作長編がノベルズで登場。
リメイク版のタイトルは『トレジャー・ハンター八頭大』でしたが、
今回はオリジナル通り『エイリアン〇〇』なりました。
やっぱりこっちの方がしっくりきます。

日本上空に現れた巨大な城、それは『ラピュ〇』のような
生易しいものではなく内部には化け物がウジャウジャいます。
城の主はなんとあのギリシャで有名な〇〇！
他にもあの伝説の怪物〇〇の生みの親、〇〇が登場するなど、
それだけで一つのエピソードに使えそうなネタを
ニつ三つ、惜しげもなくぶち込むサービス精神、
奇想天外、荒唐無稽でありながら、重厚なディティール、
ハッタリで読者を納得させる菊池秀行ワールドは健在です。
是非、このままシリーズを継続させて欲しいですね。

そして、魔界都市新宿を漫画化したことのあるチャンピオンで
エイリアンシリーズの連載を希望します。
過去、『エイリアン秘宝伝』というタイトルで
漫画化はされているのですが、どうにも物足りなかったので。
エログロ、何でもありの作風はチャンピオンに合うと思うのですが
どうでしょう？

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