完結!ヤングガン・カルナバル グッドバイ・ヤングガン 感想 ネタバレあり

ヤングガン・カルナバル グッドバイ、ヤングガン (トクマ・ノベルズEdge)

ヤングガン・カルナバル グッドバイ、ヤングガン (トクマ・ノベルズEdge)

5年続いたこのシリーズもついに終了。
アクションを前面に押し出した数少ない作品だったので
寂しいですね。


自衛隊の特殊部隊がハイブリッドの本社を襲撃、仲間が死に、
傷ついていく中、ヤングガン達は最後の戦いを開始する。
……といった内容なんですが、正直、打ち切られたみたいな
駆け足感があり、期待外れでした。
最後の敵であるS小隊は最終巻での初登場で因縁も無いし、
隊員の個性の出し方も3巻の新沼分隊の焼き直しで
面白みがありませんでした。
個人的に毒島が裏切るとか弓華の母親が生きていて
攻めてくるとか、これまでの積み重ねを活かした展開が
見たかったですね。
ラスコーリニキ、豊平琴刃にしても、もっと活躍させて
欲しかったですし。
せめて上下巻でやってもらいたかったなあ。


ラストはハードボイルドチックな無常感漂う締め方で
良かったと思います。
只、弓華のことを考えると塵八が可哀想な気もしますが。
でも、男ってこういう役回りじゃない駄目ですよね。


いろいろ不満ばかりを書いてしまいましたが、
深見先生お疲れ様でした。
そして、グッドバイ・ヤングガン。

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