完結!ヤングガン・カルナバル グッドバイ・ヤングガン 感想 ネタバレあり
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ヤングガン・カルナバル グッドバイ、ヤングガン (トクマ・ノベルズEdge)
- 作者: 深見真,蕗野冬
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/10/19
- メディア: 新書
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アクションを前面に押し出した数少ない作品だったので
寂しいですね。
自衛隊の特殊部隊がハイブリッドの本社を襲撃、仲間が死に、
傷ついていく中、ヤングガン達は最後の戦いを開始する。
……といった内容なんですが、正直、打ち切られたみたいな
駆け足感があり、期待外れでした。
最後の敵であるS小隊は最終巻での初登場で因縁も無いし、
隊員の個性の出し方も3巻の新沼分隊の焼き直しで
面白みがありませんでした。
個人的に毒島が裏切るとか弓華の母親が生きていて
攻めてくるとか、これまでの積み重ねを活かした展開が
見たかったですね。
ラスコーリニキ、豊平琴刃にしても、もっと活躍させて
欲しかったですし。
せめて上下巻でやってもらいたかったなあ。
ラストはハードボイルドチックな無常感漂う締め方で
良かったと思います。
只、弓華のことを考えると塵八が可哀想な気もしますが。
でも、男ってこういう役回りじゃない駄目ですよね。
いろいろ不満ばかりを書いてしまいましたが、
深見先生お疲れ様でした。
そして、グッドバイ・ヤングガン。
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