谷山由紀 コンビネーション 村上哲哉 ラストマジック

昨日、福岡ソフトバンクホークスが7年振りの
リーグ優勝を決めました。
西武が敗れての決定で若干、締まらない形では
ありましたが、直前の西武3タテ、杉内が
ダルビッシュに投げ勝つという土壇場での
強さは際立っていました。
優勝できた要因は層の厚いリリーフ陣と打線を支えた
ベテランでしょうね。相変わらず、キャッチャーが
固定できず若手も育っていないところは困りものですが。
クライマックスシリーズでは過去、リーグ一位に
なりながら、敗退したいうのが二度あるので
今回は日本シリーズまで行ってほしいですね。


前置きが長くなりましたが、今回は野球小説を2冊
紹介したいと思います。

コンビネーション (ソノラマ文庫)

コンビネーション (ソノラマ文庫)

名倉大志という一人のプロ野球選手の活躍と成長を
彼の周りの人間を通して、描いていく短編集。
ドラフト一位のエリート投手、守備に定評のある
ベテラン、元チームメイト、大卒のスラッガー
非力に悩む若手、自由契約を言い渡された同期、
行きつけの喫茶店の少女。
それらの人物と織り成す人間ドラマが
野球の場面以上に面白い。

ラスト・マジック (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)

ラスト・マジック (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)

女子高生、東由貴が亡き祖父の遺志を継いで
弱小球団の監督になり、優勝を目指す物語。
ファンタジーノベル大賞の最終選考候補作で
ありながら、ファンタジー要素は一切無く、
ガチでパリーグペナントレースを描いています。
熱パと言われた当時の盛り上がりが分かる作品。


作者の野球への愛が伝わってくる両作。
野球を題材としたものではすごく気に入っています。
現在は入手困難なので何とかして手に入れたいです。

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