谷山由紀 コンビネーション 村上哲哉 ラストマジック
昨日、福岡ソフトバンクホークスが7年振りの
リーグ優勝を決めました。
西武が敗れての決定で若干、締まらない形では
ありましたが、直前の西武3タテ、杉内が
ダルビッシュに投げ勝つという土壇場での
強さは際立っていました。
優勝できた要因は層の厚いリリーフ陣と打線を支えた
ベテランでしょうね。相変わらず、キャッチャーが
固定できず若手も育っていないところは困りものですが。
クライマックスシリーズでは過去、リーグ一位に
なりながら、敗退したいうのが二度あるので
今回は日本シリーズまで行ってほしいですね。
前置きが長くなりましたが、今回は野球小説を2冊
紹介したいと思います。
![コンビネーション (ソノラマ文庫) コンビネーション (ソノラマ文庫)](https://d.hatena.ne.jp/images/hatena_aws.gif)
- 作者: 谷山由紀,まる伝次郎
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 1995/03
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
彼の周りの人間を通して、描いていく短編集。
ドラフト一位のエリート投手、守備に定評のある
ベテラン、元チームメイト、大卒のスラッガー、
非力に悩む若手、自由契約を言い渡された同期、
行きつけの喫茶店の少女。
それらの人物と織り成す人間ドラマが
野球の場面以上に面白い。
![ラスト・マジック (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ) ラスト・マジック (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51CnCmzNo4L._SL160_.jpg)
ラスト・マジック (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)
- 作者: 村上哲哉
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1990/12
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
弱小球団の監督になり、優勝を目指す物語。
ファンタジーノベル大賞の最終選考候補作で
ありながら、ファンタジー要素は一切無く、
ガチでパリーグのペナントレースを描いています。
熱パと言われた当時の盛り上がりが分かる作品。
作者の野球への愛が伝わってくる両作。
野球を題材としたものではすごく気に入っています。
現在は入手困難なので何とかして手に入れたいです。
href="http://novel.blogmura.com/novel_light/">
良ければクリックお願いします。