とある飛空士への恋歌 感想 ネタバレあり
![とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫) とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51F8S0RdxuL._SL160_.jpg)
- 作者: 犬村小六,森沢晴行
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/02/19
- メディア: 文庫
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これが出た時には「やっちまったか、ガガガ文庫?」と
思いました。
前作『追憶』の人気を追い風に無理やりな続編か?
これで前作の名前を汚すことになるんじゃないか?
それは冒頭の主人公の独白で杞憂に終わりました。
『くそったれの旅に出よう』
『これは飾り立てられた追放劇だ』
ここでかなり期待が高まりました。
それにしても、王道な物語でありながら珍しいへタレ主人公。
元王子様だから仕方がない面もあるが、ワガママでマザコン、
プライドばかり高く肝心なところで役に立たない。
これから成長していくんだろうけど。
クライマックスの『再会』は予定調和。
つーか、顔憶えてないのか主人公。
気になったのは、義妹の存在。学校に通うらしいので
2巻からラブコメ展開になるのかなあ。
『追憶』人気でかなりハードルは高くはなっているが、
頑張ってほしい。
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