リビングデッド・ファスナー・ロック 感想 ネタバレアリ
![リビングデッド・ファスナー・ロック (ガガガ文庫) リビングデッド・ファスナー・ロック (ガガガ文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/5108IlWSDbL._SL160_.jpg)
- 作者: 瑞智士記,安倍吉俊
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/02/19
- メディア: 文庫
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
エログロ・バイオレンスホラー。近年のラノベにしては
珍しい作風。
姥皮(うばかわ)と呼ばれる道具を軸に話が展開されていき、
途中でかなりグロイ描写もあるので読み手を選ぶ作品だと思う。
奈須きのこや菊池秀行が好きな人にはいいかも。
十代にはあまりオススメはできない。
自分が惹かれたのは果敢無し(はかなし)
血祭り御前(ちまつりごぜん)などの固有名詞。
こういう設定上の名称って漫画やライトノベルでは
結構重要だと思います。これがカッコ悪かったりするとイヤ。
気に入ったキャラクターは血祭り御前のパートナー、白蓮。
思慮深い動物しかも、狼ってところがベタだけどイイ。
って言うか、どう考えても『も○○け姫』の山犬だけど。
セリフは全て脳内で美輪明宏に変換された。
終盤の展開は結構駆け足で伏線はそのままで終わっている。
あとがきも無いし、続編があるのだろうか?
良ければクリックお願いします。