リビングデッド・ファスナー・ロック 感想 ネタバレアリ

エログロ・バイオレンスホラー。近年のラノベにしては
珍しい作風。

姥皮(うばかわ)と呼ばれる道具を軸に話が展開されていき、
途中でかなりグロイ描写もあるので読み手を選ぶ作品だと思う。
奈須きのこや菊池秀行が好きな人にはいいかも。
十代にはあまりオススメはできない。

自分が惹かれたのは果敢無し(はかなし)
血祭り御前(ちまつりごぜん)などの固有名詞。
こういう設定上の名称って漫画やライトノベルでは
結構重要だと思います。これがカッコ悪かったりするとイヤ。

気に入ったキャラクターは血祭り御前のパートナー、白蓮。
思慮深い動物しかも、狼ってところがベタだけどイイ。
って言うか、どう考えても『も○○け姫』の山犬だけど。
セリフは全て脳内で美輪明宏に変換された。

終盤の展開は結構駆け足で伏線はそのままで終わっている。
あとがきも無いし、続編があるのだろうか?

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