龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 感想

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1 (ファミ通文庫)

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1 (ファミ通文庫)

地縛霊の少女、龍ヶ嬢七々々が隠した財宝を巡る物語、
天才学生集団GREAT7、怪盗団祭、名探偵・壱級天災など、
斬新で魅力的な設定をこれでもか!と詰め込んだ作品でした。


主人公の八真重護はおっぱいを揉む作戦を
2、3ページに渡ってシミュレートするなど、
今時の主人公っぽさが鼻についたが、
夢を語る天災への対応は割りとしっかりしていて
その辺は人間味があって良かったですね。


トレジャーハントはアクションよりも謎解きメインで
その辺は少し残念だったかなあ。
個人的には『エイリアン秘宝街』『DADDYFACE』の
ような路線が好きなので。


後、投げっ放しの伏線と顔見せ程度の登場人物が
いるところは禁書目録の1巻を
思い出してしまいます。
七々々も地縛霊という設定を考えると、
部屋から出られないからインデックスみたいな存在に
なりそうだしなあ。


発売前からアニメPVを作るなどの力の入れようなので、
今後も売れる作品になるとは思いますが、
バトルものになるのか、謎解きメインで行くのか
方向性が気になるところです。


ところで『七々々』って打つ時に『佐々木』や『野々村』や
『奈々』と打って消してる人いるよね?
(面倒なので単語登録しました)

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