まもなく電車が出現します 感想

まもなく電車が出現します (創元推理文庫)

全三巻じゃ勿体無いと思っていた矢先、ネットを調べたら
続編発売の情報が。
発売日がこんなに楽しみだったのは久々で、一気に読み切ってしまいました。
今回は伏線が繋がっていくような展開ではなく、
それぞれの話が完全に独立した短編集でした。

気に入ったエピソードは『シチュー皿の底は平行宇宙に
繋がるか？』
葉山君の悪友、ミノが非常にカッコイイ。これで女の子に
モテないのはウソだ。

最後の『今日から彼氏』はタイトルからして、遂に葉山君と柳瀬さんが！と、ワクワクしましたが、いろいろと生々しい話でちょっと引きました。面白いのは面白かったんですけどね。

個人的に葉山君と柳瀬さんにはくっついて欲しいけど、
シリーズを続けるに当たっては付かず離れずの今の
関係がベストなのかなあという気もします。

後、そろそろシリーズタイトルを付けてほしいです。
今のままだと人にも薦め辛いので。
『にわか高校生探偵団』とか『葉山君と伊神さん』
とかになるのかなあ？

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