完結、とある飛空士の恋歌5 感想 ネタバレあり

『追憶』のロードショーが今年秋に決まったようです。
非常に楽しみなんですが、『恋歌』に関しては残念な結果に
終わったと言わざるを得ないです。
ぶっちゃけ、打ち切りなんではないかと思います。


前巻からまとめに入ったかなあと少し感じていましたが、
今回はかなり詰め込んだという印象を受けました。
物語の盛り上がりとしては前巻がピークだったのか、
ほとんど後日談的なノリでしたね。


政治的判断でクレアを空族に差し出し、カルとクレアは
離れ離れになりますが、カルは王子としての名前を利用して
世論を味方に付け、大艦隊を引き連れて、クレアを取り戻しに
行く。ビックリするぐらい現実的な展開でした。
飛空機で空族の艦隊に突っ込んでかっさらうとかそれぐらいの
盛り上がりは欲しかったなあ。
結局、二人がどうなったのか、結末は濁したままだし。
空族との交渉、世界の果てに消えるイスラ、
カルを見送るアリーなど、要所にいい場面があったので
なおさら勿体無いです。
もっと巻数があれば、と思わずにはいられませんでした。

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