ハンザスカイ 28話 感想

校長から呼び出しを食らったハンザ、やっぱり不良とのケンカの
ことでした。
担任の樋口先生は目撃証言も曖昧なので、とハンザを擁護しますが
ハンザは「ああ、俺です」とあっさり認めます。
そして、「聞いてくれよ、ちゃんと理由があって……」と
続けますが、教頭は聞く耳を持ちません。
空手部も含めた処分と聞き、ハンザは「空手部は関係無いだろ?」と
食って掛かりますが、教頭は「連帯責任」と告げ、
ハンザは校長室を飛び出します。
残された菅野先生に「これで二度目ですな」と教頭。
道場に戻りかけるハンザですが、「みんなに会わせる顔が無い」と
その場を去ります。
そして、後日。ハンザは空手部の練習に顔を出さなくなりました。
それを野田から聞いた佐倉さんは「自分のせいだ」と
菅野先生に告げ、それが部員にも伝わってしまいます。



一方のハンザは川原の草むらで寝転がっていました。
「自分のやったことは間違っていたのか?」と自問自答します。
そこに原因となった不良達がお礼参りへと襲来。
ハンザもちょっと付き合えや、と臨戦態勢。そこで続くです。



今回は次週への布石の回でしたね。
ポイントはハンザに背を向け続け、一言も声を発しなかった
校長と教頭の「これで二度目」というセリフだと思います。
校長はおそらくハンザの処分に当たって度量の大きさを
見せ付けるようなキャラだと思いますね。
背を向け続けていたのは、そういう演出かと。



そして、二度目というセリフですが、これは二通りの解釈ができると
思います。
『以前も不良が空手部に在籍し、暴力事件を起こした』
『以前も空手部員が暴力事件を起こした』


前者だとこの暴力事件で空手部を辞めた新キャラが
登場する可能性が大です。おそらく穂波との関わりが
深いキャラでしょう。



後者はハンザと同じような経緯で暴力事件を起こしたという
部員がいるということだと思います。
このパターンだと可能性としては穂波がハンザと同じように
『守る』という考えで拳を振るったとかになるんでしょうが、
過去に暴力事件を起こしたにしては平気でハンザや不良を
ボコボコにしているのが気になります。



と、二通り考えてみましたが、二つ目はちょっと無理があると思うので、
一つ目の元空手部の新キャラが登場するという方を今後の展開予想とします。
まあ、どんな展開になっても最終的なハンザの処分は佐倉さんや
空手部員の尽力でお咎め無しだと思いますね。
さすがに空手部の大会出場停止処分などというのは、鬱過ぎて有り得ないと思うので。
最後にハンザが寝転がっていたシーンは昭和の青春ドラマかと
思いました。
同世代の人が読んでいたら、みんなそう思ったのではないでしょうか?