蒼穹のカルマ 1巻 感想
![蒼穹のカルマ1 (富士見ファンタジア文庫) 蒼穹のカルマ1 (富士見ファンタジア文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51OSbDmo6HL._SL160_.jpg)
- 作者: 橘公司,森沢晴行
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/01/20
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 144回
- この商品を含むブログ (66件) を見る
富士見ファンタジア文庫、売り出し中の新人。
6/19に5巻が発売とデビューから一年半でかなり早い
刊行ペースです。
内容は無敵のヒロイン大暴れという実に富士見ファンタジア
らしい作品です。
異世界に飛ばされて魔王をボコボコにしたりとか、
うっとおしいしゃべりの人形キャラは昔の神坂一を
思わせます。
鉄面皮の美女→姪っ子のことになると見境が無くなるという
極端な落差、ギャップが生み出す笑いはツボにハマれば
デカイが一本調子になると飽きられる危険性も秘めているので
今後、どういう風に笑いを生み出せていくか気になります。
本筋がファンタジーでありながら『タイムリミットが
迫っているのに騒動に巻き込まれまくる』という映画などに
ありがちなコメディを下敷きにしているため、
天翔機関、空獣などの設定が本編とあんまり関係無いのは
残念でした。
最後の必殺技ででっかいヤツを倒すところはカッコ良かった
ですけどね。
良くも悪くも設定、ストーリー以上にキャラの魅力で
引っ張っていく感じの作品ですね。
おそらくこれからの富士見の看板になるのではないでしょうか。
href="http://novel.blogmura.com/novel_light/">
良ければクリックお願いします。