ハンザスカイ 18話 感想

月刊 空手道 2010年 06月号 [雑誌]

月刊 空手道 2010年 06月号 [雑誌]

作者のインタビューが載ってるらしいです。
どんな人か観たこと無いので今度本屋にチェックしにいきます。


残り二十秒の攻防。ハンザの上段突きに御門の部員達も
驚き、番場の解説が入ります。『中段突きは線の攻撃だから
見易いが、上段突きは点だから距離感が掴みづらいし、
意外性もある』とかうんたらかんたら。
この人、最初はハンザと師弟関係になりそうだったのに、
解説役に落ち着いたなあ。
「後、三発ぶち込まないと勝てねえ」
そう、ハンザには一発で3ポイント取れる技がありません。
しかし、峰岸攻略の策は無く距離を置こうとしますが、
『離れるな、近づけ!』と穂波から指示が出ます。
そこで遂にハンザが峰岸を止める方法を見つけます。
ハンザの中に穂波に転ばされた時の事、練習で見た事が
甦ります。
『御門で教わったんだ!負けられるかよ!』
峰岸の足を刈り取り、倒れた所に中段突き、一閃!
何と3ポイントが入り、一気に8−7と逆転します。
ハンザも驚きますが、ここで投げとの合わせ技なら
3ポイントというルールが発覚。
御門部員も「あいつ、やりやがった!」と盛り上がります。
残り時間は数秒、無念の峰岸は変身していたのは
自分だけでは無かったとハンザのことを認め始めます。
そして、最後の一秒まで熱い拳が交わされ試合終了。
結果はハンザの勝利。
一番喜んだのは穂波ですが、すぐに我に返ります。
ラストはハンザの勝利をかみ締めた表情で締めです。



ハンザのデビュー戦終わりました。
逆転の展開は予想外というか、投げがルールにあるなんて
知らされてなかったので空手経験者でも無い限り
分かる訳ありません。逆転した時のハンザの驚きは
自分の驚きでもありました。
まあ、少年漫画らしい熱い流れだったので別にいいんですが。
勝利の瞬間、飛び上がった穂波は可愛かったですね。
ハッ、と我に返り周りの視線を気にするところもまた。
ハンザとは今のところ、厳しい姉とヤンチャな弟という
感じの関係でラブコメに発展しそうには無いですが、
これはこれで良いと思います。多分、ハンザの気持ちが
届いたら連載終了なので。


次号はおそらく青柳VS伊奈、辺りが描かれるのでは
無いかと予想します。
勝って浮かれているハンザが二人の試合の凄まじさを見て
『自分なんてまだまだ」と反省するようなのが希望です。
練習試合を略して即、部活パートに戻っていたら
絶対増長してると思うので。
それに穂波の試合も描かないわけないしなあ。
何にせよ、来週まで楽しみに待ちます。