ついに完結!アイシールド21最終回
7年間お疲れ様でした。
キャラクターそれぞれのその後を描くというベタながらこの先
どうなるのかという想像の余地を残したいい最終回でした。
連載開始直後は失礼ながら『すぐ打ち切りかなあ』と思ってました。
アメフトというとっつきにくいマイナースポーツと逃げ足の速さだけ
が取り柄のいじめられっ子という安易な主人公設定。
面白くなると確信できたのは、王城との初対決から。
この作品の好きだった部分は主人公側だけではなくライバルキャラも個性があって
魅力的なところ。
主人公側では勝つためにどこまでもストイックで貪欲な蛭魔。
ライバルでは進が好きでした。
他にはライバルに対する憧れや妬みなどがちゃんと描かれていたところ。
努力しても敵わないかも知れない、じゃあ努力しないのか、諦めるのか?
最終的にセナの前にはパンサーが立ち塞がり、超えられない壁とされていますが、
諦めずに挑み続けるという答えをセナは出しました。
ワールドカップ決勝戦の結果を描かなかったことも演出として良かったと思います。
後、チームごとにちゃんとロゴがあったり、試合中にセナVS進!みたいな
絵が入る演出が気に入ってました。芸が細かいなあと、いつも感心してました。
次回作の情報はありませんが、個人的には以前読み切りで描いてた『ブラスト』のような
現代が舞台のバトルアクション物が希望です。
稲垣理一郎・村田雄介コンビが続くのかは分かりませんが、今後も注目し続けます。
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