ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様② 感想
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ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様〈2〉 (メディアワークス文庫)
- 作者: 柏葉空十郎
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2010/07/24
- メディア: 文庫
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やっと二巻を読み終えました。
一巻に勝るとも劣らないページ数で疲れました。
一年目の夏は結局、ベスト8で終えた南雲一高。
そして、そこから秋の大会に向けて猛練習、
……ではなく、頭の弱い監督のせいで背負った借金を
返済すべく、夏休みのバイトに明け暮れるのでした。
今回はヒロインの綾音が女子野球の日本代表で遠征に行った為、前半はほとんど出てこず、ビシバシランこと
石橋蘭にスポットが当たりました。
綾音・巧也・蘭のトライアングルができた訳ですが、
どうせ振られることが分かっている蘭を応援したくなりました。
作中の『幼なじみであることに甘えている』という指摘通り、綾音の態度にイラっときました。
相変わらず、細かい野球描写と薀蓄。
しかし、立秋館の試合での重盗で逆転する場面。
いくら何でも、一塁ランナーの巧也までホームに返ることは有り得ない。
どんだけ捕手の肩がヘボ、投手のバックアップが遅れたのかと思いました。
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