ハンザスカイ 38話

副将、財前登場。
相手もカウンター使いらしく、試合は両者共、相手の出方を
待ちながら、一進一退の展開が続きます。
このまま、引き分けで終わるのか?というところで
攻めてこない相手の狙いに野田が気付きます。
一ノ橋、大将工藤の考えは副将戦は引き分けでも自分が
青柳に勝てば、ポイント差で自分達が勝利できるという
ものでした。
それに気付いた青柳も臨戦状態に入ります。
しかし、突然財前が前に出ました。
全員が驚く中、カウンターの上段突きが財前に入り
相手が1ポイントリード。
財前の胸中はいかに?というところで続くです。



今回は体捌きのシーンが延々と描かれていました。
さすがは空手経験者の佐渡川先生といったところでしょうか。
相手=トラバサミ、財前=ネズミ捕りという例えは
財前がかわいそうな気がしましたが。
後、両チームの勝敗が同じ場合はポイント差で決めるという
ルールですが、野田の0−8での負けが響いていますね。
どこまで足を引っ張る野田、って感じです。
そして、野田と同じく負け要員になりつつある財前ですが、
引き分けで充分なところを攻めに出たそのココロは?
頭を練習試合のことがよぎっている描写があったので、
勝ちたい、ということなんでしょうが、
クレバーな印象のキャラなんでちょっと意外ですね。
『クールに見えて実は熱いんだぜ!』というキャラ立てを
したいのかも知れませんが、財前が負けると
青柳は引き分けも許されなくなるので
そこは個人的な感情は抑えてほしいところです。
個人戦ではなく団体戦、チーム全体の勝利が第一なので。
次号、財前が責めた理由と何らかのフォローが
入るかとは思いますが、そこで個人のプライド以外の
理由があるのか、疑問ですね。

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